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夜行バスより
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    2日間の石巻滞在を終えて、夜行バスに乗っています。


    今回も色々な出逢いを頂きました。
    そして本当に色々なことを学ばせて頂きました。



    被災したご自宅を直して暮らしている方が、
    手厚い支援が無い中で、どのようにご苦労を重ねながら生活を続けてきたか。

    避難所に9ヵ月もいて、
    ストレスで二度倒れたという方の大変さ。

    70歳をすぎて、家と共に思い出も流されて、
    年齢的に仕事にもつけず、日々何もやることがないという辛さ。

    肩が張って頭が痛くて、ずっと眠れなくて、
    お医者様に行っても異常なしと言われ、温泉に行った後にマッサージを受けても何も変わらなくて、
    「正直、もう限界なんです」という方もいらっしゃいました。



    震災直後の、ご近所にたくさんのご遺体があった時のリアルなお話や、

    紙一重で命が助かって、
    「神様はいったいどこで線を引いたのだろう」と毎日考える、というお話、

    「人は3分で命を落とすけれど、
     今の日本であれば、3日で助けがくる、
     3ヶ月経てば、だいたいのライフラインが揃う、
     そして3年たてば希望の光が見えてくる、
     だから ”3・3・3” って覚えておけばいいんですって。
     でも、3年って、……長いわねぇ!」

     ーーというお話なども伺いました。



    手仕事でも、人のお世話でも、
    「とにかく何かに集中していないとやっていけない」
    という方も多く、

    中には、震災後、肋骨を3本折って、右半身の感覚が麻痺してきて、
    右耳がよく聞こえなくなっている中、
    地域の世話役をなさって、
    一人暮らしのお年寄りを定期的に訪問して元気づけている方もいらっしゃいました。



    でも、私が出逢った方は、皆さん明るかった。
    ほんとうに優しかった。

    そして着実に前に進もうとされていました。

    きっとだからこそ、その辛さはもう、表面からは見えづらいのでしょう。



    ――見聞きしたことや感じたことを、
    うまく表現することができないのですが、

    この一年半、ポツリポツリと被災地に通いながらも、
    震災を体験するということ、
    生きていくということ、
    私はやっぱり全然何も判っていなかったんだなぁ…

    30回くらい訪れてはいても、私の中でもある意味、震災は風化していたんだなぁ…
    と、そんな風に思いました。



    それから、おしなべて他人のことばかり心配して、
    ものすごい勢いで働いているボランティアの方々の存在にも、
    改めてびっくり!でした。

    (でも、愉氣の本質ってそういうことなのかもしれません。)



     *  *  *

    帰ったら、足湯バケツをふたつと、
    温熱療法用のアイロンをひとつ、
    皆さまから頂いたお志の中から送らせて頂きたいと思います。

    (数は少ないのですが、
     ひとつひとつ、本当に財産となる支援だと思います!)



    今月は、スケジュール的にも、石巻ゆきはちょっと無理かなぁ…と思っていたのですが、
    伺うことができて本当に有り難かったです。

    サポートして下さった先生やスタッフの皆さん、
    現地でお世話になったナカコさんやJENの東さんや皆様、
    そして全てのご縁に、心からの感謝を込めて。

    ありがとうございました。 (佐野 裕子)

    | 氣道協会スタッフ | 23:23 | - | - |

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