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手放すこと
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    父の形見の腕時計を兄に譲ることになった。

     

    父が若い時に購入した腕時計で、

    とても愛用していたものである。

    ちょっとした行き違いから、

    私が譲り受けていた。

     

    その行き違いが、

    ひょんなことから分かり、

    それまで思いもよらなかった方向へ進んだ。

     

    まるで時計に語り掛けられたかのように、

    「ちょっと兄さんの所に行ってくる…」と言われたような感じで、

    スムースに渡すことが出来た。

     

    一ヶ月前なら違う感情が起こったと思うが、

    自分でも意外なほどに抵抗が無かった。

     

    父、兄、私の三人のタイミングがそろった瞬間なのだろう!

     

    整体で言う「機」とは、

    この様な事なのではないか…

     

    「機」を生かせば全てがうまくいく。

    しかし、

    その「機」をとらえようと思っていると、

    手のひらから滑り落ちてしまう。

    「機」の妙味と、

    その難しさを実感した瞬間であった。 

     

    (松岡正彦)

    | 氣道協会スタッフ | 08:48 | - | - |

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