スタッフブログ KUMU便り

このブログでは、講座風景や、スタッフの近況を綴っていきます。
(なお、KUMUとは横浜道場2Fのことで、「空無」とも書きます。 道場の舞台裏の模様も含めて、皆様にご紹介致します!)

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ボクたち宇宙人

「あなたは宇宙人ですか?」

そう聞かれて、あなたならどう答えますか。
 

「はい。」と答えた方。
この先を読む必要はありません(笑)。

「いいえ。」と答えた方、
特に、「はぁ?何言ってんの?」と
プチ切れそうになった方に次の質問です。

「あなたは地球人ですか?」

どうでしょう。
ほとんどの方が「はい」と答えるのではないでしょうか。


続けて質問です。

「あなたは日本人ですか?」

これもほとんどが「はい」でしょう。

「あなたは東京都民ですか?」

この辺から「いいえ」が出てきそうですね。

「あなたは大田区民ですか?」




お気付きの通り、これらの質問は
ある規則に従って出されています。

そう、「ナントカ人(民)」の
ナントカの範囲がだんだん絞られていますね。

そのスタートが、「宇宙」だったということです。


では、もう一度質問です。

「あなたは宇宙人ですか?」


どうでしょうか。
初めに質問された時と、
何となく印象が違いませんか。

その印象は受ける人によって違っても、
質問の答えは、すべての人が「はい」となります。

そう、あなたも私も、家族も知人も、
全ての人は「宇宙人」です。

だって、宇宙空間の一部に住んでいるのですから。


ただ、ここでお伝えしたいのは、
そんな子供だましの質問ではありません。


その印象の持ち方について、
あなたは自由に変えられるし、
選ぶことができるということです。

心を護るための大前提として、
まず、そのことをはじめにお伝えします。



その印象は、あるものによって変わります。
それは、「見えないサングラス」の存在です。


例えば、初めの質問を次の二人にしたとします。

SF映画が好きな人と宇宙飛行士。

前者が質問を聞いた時、グロテスクな顔の宇宙人を思い浮かべるかも知れません。
すると、そんなものと自分を一緒にするな!という怒りの返事になります。

一方、宇宙飛行士が質問されたらどうでしょう。
地球を離れ、宇宙規模の視点を持った人です。
もしかすると、すぐに「宇宙に生きる人」という捉え方をするかも知れません。

二人は、それぞれ異なる視点で世の中を見ています。
つまり、異なる「見えないサングラス」をかけています。

だから、「宇宙人」という言葉も、それぞれの意味で解釈します。



あなたは自分がどんなサングラスをかけているか、
考えたことはありますか?
また、それを意識して掛け替えたことはありますか?


私たちは、生まれた時、
真っさらな眼で世の中を見ています。

「この人は親だ」とか
「あれは明かりだ」とか考えていません。

経験を通じ、成長し、教育を受けながら、
色々な人やものを区別できるようになります。

「私は子供です。」
「あの人は大人です。」

そのように、

生徒と先生
学生と社会人
日本人と外国人

など、ある特定のカテゴリーをつくり、
当てはめることで区分することを学びます。

あなたは、様々な人や物から影響を受けながら
そのカテゴリーを設定してきたことでしょう。

教育やしつけ。
常識・マナー・風習。
テレビ・Web・書物などの情報。

人生で積み重ねた経験と知識から
世界の見方は出来上がります。

つまり、あなた固有の「見えないサングラス」です。



因みに、普通のサングラスをかけると、
世の中の色合いが変わりますね。

黒のレンズだと、世界が黒っぽくなり、
茶色のレンズだと、茶色っぽく見えます。

それと同じで、私たちは同じ世界を
違う色のサングラスで見ています。

だから、同じ人を見ても、
人によって捉え方や気になる点が異なります。

「どこの出身か?」
「学歴はどうか?」
「身だしなみはどうか?」
「いい体をしているか?」
「礼儀はどうか?」
「ハキハキしているか?」
「お金を持っていそうか?」
「仲良くしてくれそうか?」
「強そうか?」
「優しそうか?」

これらの全てが瞬時に気になる人はいるでしょうか。

いくつかは当てはまっても、
それ以外の事は気にならないのではないでしょうか。


もし、これらの中で目が止まる項目があるとすれば、
それが、あなたがかけているサングラスに引っかかる要素です。

それはあなたの個性を反映しているということであって、
良い悪いということではありません。


また、それは自分が置かれている環境によっても変わります。

家庭にいるのか、
学校にいるのか、
職場にいるのか、
趣味の場にいるのか、
旅行先にいるのか、

それぞれの場に応じて、
必要なサングラスに変わっているのです。


ただ、それが自分のサングラスの特徴だということを理解していないと
怒りや不満、不安といった
心理的なストレスを生み出す原因になってしまいます。


例えば、私の故郷、秋田県。
東京都民の目から見るとどのように映るでしょうか。

大自然に囲まれて、
料理が美味しく、
お米とお酒をこよなく愛する
のどかな県民というイメージがあるかも知れません。

これは、テレビの紹介や旅行雑誌の記事などで
秋田の良い所だけを切り取っているからです。

その情報があなたのサングラスの前提となっています。


もちろん、それは間違いではありません。

しかし、それ以外の部分が見えないので、
実際に旅行で訪れた際に
ガッカリしたり不満に思ったりすることがあるのです。
(故郷の名誉のために、詳細には触れませんが…。)


同じように、色々な人と接したり物事に触れるときに
あなたがどのようなサングラスで
相手を見ているのかを理解することが大切です。


わかりやすいところでは、
人生のパートナーが良い例でしょう。

妻はかくあるべき、
夫はかくあるべき、
そんな「見えないサングラス」があると思います。

恋愛中はまだいいですよ。
お互いに相手のサングラスに合うように行動していますから。

ところが多くの人は数年も経つと、
自分のサングラスの色に合わせて相手を見てしまいます。

そして、自分の価値観にそぐわない言動に
不満や怒りを感じるようになるのです。


会社でいえば、上司と部下でしょうか。

上司はかくあるべき、
部下はかくあるべき、
そんな理想像があると思います。

それに合わない指示や結果に対して、
不平やグチを言い合っています。
ひどいと影で言いますね。


私たちは、自分のサングラスが見えません。
だからこそ、それを盲信していることにも気づかないのです。

特に、様々な書物を読み、
多くの人から助言を受けたとしても、
ほとんどは自分のサングラスに引っかかることしか拾いません。

その結果、やっぱりそれが正しいと強化するだけなので、
ますます同じ見方しかできなくなるのです。



そこで、ご提案です。

「見えないサングラス」をあれこれ調整するよりも、
いっそのこと外してみてはどうでしょうか。

「ナントカ」はかくあるべきという観念を外してみるのです。


妻や夫を一人の人として見る。
上司や部下を一人の人として見る。

むしろ、一人の「宇宙人」として見るのです。


そして、その人の言動を素直に見聞きしてみてください。

自分の価値観をひとまず脇に置いて、
一つ一つの言葉や動作を受け取って、感じてみるのです。

この宇宙人は何を言いたいのか、と。


すると、その人を
地球人であり、
日本人であり、
東京都民であり、
かくかくしかじかであり、
自分のパートナーである人として見る時よりも
はるかに楽に接することができると思います。


その時、これまで相手に実に多くのことを
期待していたことがわかるでしょう。

その期待を裏切られた時に抱いていた感情は、
実は、自分が作り出していたことにも気づくのです。



「あなたは宇宙人ですか?」

まずは、その訓練として、
自分自身にこの質問を投げかけてみてください。

「見えないサングラス」が外れる感じが
何となく分かるかもしれませんよ。


(このエッセイは、大高真のメルマガ「真の自分を守る『ごしんのちえ』【第12話】何を護るか:護心(1)「ボクたち宇宙人」から掲載させて頂きました。)

 

(大高真)

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