スタッフブログ KUMU便り

このブログでは、講座風景や、スタッフの近況を綴っていきます。
(なお、KUMUとは横浜道場2Fのことで、「空無」とも書きます。 道場の舞台裏の模様も含めて、皆様にご紹介致します!)

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変化はどのように起るのか(後)

前編の続き)


その時のお話から、
「大きな変化はどのように起きるのか」ということを、改めて少し考えてみました。


 
まず重要な要素として欠かせないのは、「自力」
 

当然のことですが、特に整体を受けなくとも、生きている限り、変化する力があります。

その力をどれだけ信頼できるか?
その力にどれだけ繋がれるか?
ーーそれが大切なのだと思いました。

 

このところあまり整体をお受けになってはいなかったAさんの、
おそらくは、ご自身で不要なものを削ぎ落そうとされたが故の変化。

整体を詰めて受けながら、「依存になりたくはない」「今は変化の時」と、
しっかりご自身の波を見つめておられるBさん。

もそういえば、先月末から、
意識的には特に変化を望んでいなかったのに、様々な変化の波が押し寄せて、
最終的に「今、生まれ変わる」という覚悟で脱皮を試みた時期がありました



「生きている」というのは、数値や理論では計り知れないもの。

意識((=頭)としての自分)からすると、
時には理不尽に思えるような様々な波もあります。


そうした波を起こしている「源(としての自分)」をどこか感じ、
素直に波に乗りながら、

なおかつ、自分で不要なものを削ぎ落し、
より良い波を創ろうとすることができた時、

目に見える大きな変化として顕れやすいのでは…

と、改めて感じました。


(そのためのメソッドは、「自動運動」や「氣道の学校」など、様々な強力なものがありますが、
 「メソッドをどう用いるか」ということも大きいでしょうし、
 メソッドに依らずに自ずとそうされている方も多くいらっしゃるのでしょう。)




そして、もちろん「他力」ーーつまり整体を活用することも、
本当に大きな後押しになります。

的確な観察と、深い愉氣による、生命の「調律」。

身心の交通整理をして頂くことで、
いつも「プチ・生まれ変わり」を体験できる整体を受けさせて頂くと、

的確な変化が加速度的に起るのを感じますし、

詰めて受けることで、更にその効果が何倍にもなる、それも確かなことだと思います。



けれども、同じペースで受けていても、
一気に大きな変化が表面に顕れる時と、そこまでではない時があるのは何故なのか?


ーーそれは、
「生命はいつも均一ではなく、波を持つことで生きている」
「生命は力づくで花開かせるものではない」から、なのでしょう。



愉氣の効果は波のように顕れ、

もちろん整体を受けた直後の変化もあるけれど、
一晩眠った後、4日後、7日後… 等の変化もよく知られており、
「一番効果が顕れるのは、2週間後」だと言います。

 (あまり間をあけずに1〜2週間くらいのスパンで受けると、毎回の効果が飛躍的に大きくなっていくのも、
  そのためなのでしょうね!)


 
もちろん、もっと長期的な変化も多く、
「秋〜冬に受けた整体の効果が、翌春に一気に顕れる」というのも、
よく言われることです。


だからこそ、
単に「その時」現れているものに着目するだけでなく、
「いつものお体の癖」や「後々の変化」を見込んだ上で、操法を設計できたら理想的。
 

的確な整体であればあるほど、
ドミノ倒しのように、影響が後々まで波及し、
一番よいタイミングで花開くのでしょう。

 

 *  *  *


「整体」をどのようにお受けになるかは人それぞれで、
「このように活用しなくてはいけない」ということは特になく、

辛い時、とにかく誰かの助けが欲しい、という時もあるでしょうし、
誰かに頼る時期があるのも別に悪いことでもなく、

また、必要なサポートを適切に受け取ることは、自立した大人のひとつの証なのかもしれません。



いずれにせよ、自分の裡(うち)なる「生命の力」をより信頼し、
サポート(整体)を受けることを通しても、「自力」を高めることができたら、

それは本当に大きな変化に繋がるものだし、
「自由に」「楽に」生きられる道であるだろう、と思い、


「人の生くるや 自力に非ずして他力 他力に非ずして自力なれば也
 されど 人 自力を信ずべし」


ーー野口晴哉先生のこの言葉を思いました。

(佐野 裕子)

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